結婚に至る経緯等も考慮に入れた慰謝料金額で調停が成立したケース

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結婚に至る経緯等も考慮に入れた慰謝料金額で調停が成立したケース

夫 30代前半
妻 30代後半
子ども 1人(幼児)

夫は、妻の妊娠直後から理解のない言動を繰り返し、急に帰宅が深夜になる状態となりました。また、自分は仕事が忙しいので、出産まで妻方の実家にいるよう一方的に命じました。

夫は、妻や妻の両親の要請にもかかわらず出産時に妻方実家を訪れず、出産後に妻が子どもを連れて家に戻ってからも、仕事の多忙を理由として深夜に帰宅し、一切育児をしませんでした。

夫の言動を不審に思った妻が夫のメールを確認したところ、メールの内容から、夫がかなり前から複数の女性と不貞行為を行っていたことが判明しました。

調停では、妻が仕事(専門キャリア職)を辞めて結婚したことや不貞行為の内容、夫の社会的立場などを考慮に入れた慰謝料を要求したところ、ほぼ要求どおりの内容で調停離婚が成立しました。

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