モラルハラスメント(モラハラ)について

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

モラルハラスメントとは簡単に言うと、家庭内におけるいじめのようなものです。
具体的には、精神的暴力や嫌がらせのことを指し、モラルハラスメントを行う夫をモラハラ夫と呼びます。

ドメスティックバイオレンス(DV)とは違い、実際に暴力を振るわけではないのですが、言葉や行動、態度によって相手に精神的苦痛を与えます。

当事務所にご相談に来られる方の中にも、モラルハラスメントの被害者が多くいらっしゃいます。実際にモラルハラスメントの被害を受けている方達のお話を聞くと、ご自身では被害を受けていることに気付かなかったという方がとても多くいらっしゃいます。
本や雑誌のコラムを読んだり、知人・友人から話を聞いて「まさにうちの夫のことだ!」と自分が被害者であることに気づく方が多いようです。

・モラルハラスメントの特徴

1.自己顕示欲が高い

モラハラ夫は周りから自分がどう見られているかをとても気にされる方が多い傾向にあります。プライドが高く、「仕事ができる」「才能がある」「優秀である」と見られたいと思っています。実際には、世間で「エリート」と呼ばれる方が、モラルハラスメントの加害者になっているケースが多く見られます。

2.自分の非を認めない

モラハラ夫の特徴として、何か問題が起こった場合、自分の非を認めません。
自分が浮気をしたとしても「浮気させるようなお前が悪い」というように相手のせいにしたり、何か問題が起こった際には「俺のおかげで飯が食えているんだろう!」などと話をすりかえる傾向があります。

3.突然起こりだすことがある

突然怒ることがあることも、モラハラ夫の特徴です。そうすることで、自分が優位に立とうとします。定期的に怒ることで、夫婦関係に上下関係をつけたいのです。テレビを見ていると突然「うるさい、テレビを消せ」といった具合に突然怒り出したりします。

・モラルハラスメントはわかりにくい

モラルハラスメントは家族内という人間関係の中で行われるため、周囲には気付かれにくいのが一般的です。また、見た目はとても穏やかな人である場合が多く、周囲に対しては「いい夫」を演じているので、周囲にはなかなか理解してもらえないこともあります。

・我慢せずにまずご相談ください

モラルハラスメントの被害者の多くは「私が間違っている」「私が悪い」と思って我慢しています。まずは自分が被害者だということに気付くことが重要です。
モラルハラスメントはどんどんエスカレートしていきますし、被害者の方は我慢していてもそれが苦痛となってしまいます。
しかも、モラルハラスメントが治る可能性はとても低いのが実際です。当事務所にはモラルハラスメントで悩まれている多くの方がご相談に来られます。一人で悩まずにまずはご相談下さい。

3.モラハラから逃れて離婚するには

モラハラ夫と同居しながら離婚の話し合いを行うことは相当困難です。

モラハラ夫は、あの手この手で相手を言いくるめて離婚しないようにもっていくでしょう。

①別居

そこで、まず考えられるのが別居をするということです。

別居したとしても、相手からは自分が悪かったから戻って来て欲しいと言われるかもしれませんが、戻ればまたモラハラを受けることになるだけです。

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②弁護士への相談

次に、離婚の話し合いをどう進めたら良いか弁護士に相談することが考えられます。少なくとも、直接の話し合いではなく、第三者を利用した話し合いを考えた方が良いです

その場合、調停の利用を考えるか、弁護士に間に入ってもらうのか、どちらがよいのか弁護士に相談するのがよいでしょう。

③モラハラ離婚を弁護士に依頼するメリット

モラハラ夫と協議をすることは、相手から暴言を吐かれたりして精神的負担がとても重いことが多いです。このような夫を相手に協議を続けると精神的に負担を負うだけでなく、場合によっては不利な条件で離婚を余儀なくされることもあります。このような場合、弁護士に代理人を依頼することで、そのような不利益を回避することが可能となります。

また、モラハラ夫は第三者に対しては、社会人として適切な応対に変わることも多く、話し合いがスムーズに進むこともあります。

 

モラハラ離婚の解決事例

夫のモラハラや風俗を理由に離婚を請求したが相手に認めてもらえず訴訟したケース

 

モラハラを受け、5年別居したのち協議離婚が成立したケース

 

離婚後につきまとい等を繰り返す元夫の行為を止めさせたケース

 

暴言を繰り返し、家を出た妻との離婚が認められたケース

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